第18回日本外傷歯学会総会・学術大会
1年振りにブログを更新致します
去る7月14・15日と ふくしま歯科医院が主管となり 福岡県歯科医師会館にて
第18回日本外傷歯学会総会・学術大会が行われました
昨年の11月に私が大会長となることが決定し、
北九州市の福井先生、九州歯科大学の森本教授、日本外傷歯学会の木村教授と共に
少しずつ準備を行ってきました
梅雨も明け猛暑の中 7月14日の9:30より
理事・評議員会が始まり、まず私が挨拶を行いました
大勢の方々の前でお話する機会は日頃あまりないのでとても緊張しました
その後、総会で学会賞・優秀発表賞の表彰が行われました
私の開会の言葉の後、いよいよ13:00より学術大会が開始となりました
最初に認知神経学会の理事長 武田克彦先生による
「認知症と咬合・咀嚼・嚥下」と題した基調講演が行われました
超高齢化社会が急速に進行する我が国の状況も刻々と変化しており、
歯科界においても例外ではありません
訪問診療においては認知症患者の特性も踏まえた対応が必要になってきます
その上で認知症についてのご講演は大変役立つものでした
その後、一般口演、教育講演、特別講演、シンポジウム等盛りだくさんの内容で
質疑応答では活発な討論が行われ30分以上も予定時間をオーバーするほどの
熱い一日となりました
学術大会一日目終了後は近くのホテルにて懇親会が行われ、
学問はしばしの間忘れて出席者同士親交を深めることができました
2日目は7月15日9:20よりシンポジウムから開始となりました
昨日は時間が押してバタバタとなりましたが、
本日は比較的余裕を持って講演を進めることができました
シンポジウムの後 一般口演が行われ、その後お昼時には
お食事をしながら講演を聴くというランチョンセミナーが開催されました
ランチョンセミナーではカルシウムについての講演があり、
会場は聴講する先生方でいっぱいになりました
限られた時間なりに 万端に準備したつもりではありましたが、
いざ学会が始まってみると、途中で忘れ物に気づいたり、
しないといけないことを飛び抜かしてしまったり、連絡不行き届きがあったり、
途中で機器が止まったりと多少の不具合はありました
しかし、会員の先生方やスタッフの方々の温かいご協力とご支援の元で
無事終えることができとても感謝しております
大会直前は診察と準備に追われ かなり体力的・精神的にも疲労していましたが、
大会を成し遂げたことの満足感と 皆様の労いの言葉でそれも吹き飛んでしまいました
すでに学会が終了して1ヶ月経過しました
今になってみれば 本当に学会があったのだろうか?と思うくらい
遠い過去の事のようです
丁度 学会の頃に梅雨明けし 猛暑が始まって、
まだその暑さは一向に衰える気がないようです
夏が終わらないうちに 今年の夏の思い出として記録しておこうと思い、
重い筆を執りました